今日は外貨建て資産の重要性についてです。
以前、述べたように、日本円onlyは非常に危険です。
高度経済成長を時代に経済成長が持続する国に通貨安なし
の格言通りに日本は経済大国となり、円の価値も上昇しました。
アジア危機もお隣の韓国はひどい目にありましたが、外貨準備高が多かったことと大規模な日銀の介入等で、日本は何とか切り抜けられました。
しかし、大打撃を受けたアジア各国の人々は、失敗から学び、ほとんどの人が外貨建て資産の重要性を認識しています。
日本人は痛い目を見ずに済んだので、この辺の認識がない人が大変多いようです。
現在、コモディティの下落時代に突入しつつあり、世界各国は不況に苦しんでおります。
また、戦争など有事の際は、スイス等に資産保全のための資金が流入し、避難通貨の代表である、スイスフランが上昇します。
また今までは、コモディティを購入する際は米ドル建てで購入するのが一般的でしたが、現在中東のオイルマネー、ロシアを始めとする各国の中央銀行等が、継続的にユーロへの資金シフトを行っています。
今後益々ユーロ圏が拡大していけば、投資家のユーロに対する信任は益々高まってくるでしょう。
金・原油など国際市場の取引もユーロ建てで行われるような流れが起きても不思議ではありません。
今後、ユーロの価値が高まっていくでしょう。
中国元も右肩上がりで上昇しております。
こちらも中国の発展とともに価値は向上するでしょう。
さらには、今後中東統一通貨が実現すると、
国際通貨としてその存在感は非常に大きくなるでしょう。
以上をまとめると、
現時点では
① 経済成長が持続する国に通貨安なし
② 長期的展望では主要通貨ではユーロへのシフトが進みつつある。
③ スイスフラン(有事)
具体的には
① 円の価値は低下する方向
② BRICS諸国(中国、ロシア、ブラジル、インド)の通貨など
③ 米ドルからユーロへのシフト
④ スイスフラン(有事)
⑤ 将来的には中東統一通貨なども
などが、考えられますでしょうか。
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